プログラムガイド

「すまいる・たんぽぽ3つの目標」について

我々は、日々の生活の中で、子どもたちの「社会人基礎力」の獲得をめざしています。「社会人基礎力」とは、経済産業省が提言しているこれからの子ども達に必要な3つの目標です。(経済産業省HPに載っています)社会へ出て働く時に必要だと言われていますが、一朝一夕には身に付きません。キーワードは「日常」我々は子ども達の日常を預かっています。その日常を大切にしながら、この3つの目標を獲得できる様に、サポートしていきます。

大事なことは、「日常」の中で、「良い習慣を身につけること」

①前に踏み出す力(アクション)

  • 主体性・・・お子さんは、自分のことは自分で決めて、自分で実行していますか?例えば「塾」でも「習い事」でも子どもが希望していないのに、保護者が決めていかせていることはありませんか?「保護者が決めないと子どもは何もしたがらないから子どもに任せていてはダメなのよ・・と言う保護者の方が多いのですが、「卵が先か、鶏が先か」手放せない、任せられないのは、意外と大人の方かも知れませんよ。
  • 働きかけ力・・・日頃から自分から、友達に話しかけたり、頼んだり、誘ったりできてますか?
  • 実行力・・・自分がやりたいことを現実化していく力が育っていますか?

②考え抜く力(シンキング)

  • 課題発見力・・・観察力や不思議だなと思うことができていますか?
  • 計画力・・・計画していく力が育っていますか?
  • 創造力・・・クリエイティブな力が、ロボットと共存していく時代には必要とされています。

③チームで働く力(チームワーク)

  • 発信力・・・自分から発信していく力を育てます
  • 傾聴力・・・人の話を聴いて、理解すると相手の気持ちや立場が理解できやすくなります。職場の中でも必要な力です。
  • 柔軟性・・・素直な気持ちが大切です。
  • 状況把握力・・・観察して読み取る力が育っていますか?
  • 規律性・・・ルールを守ることが習慣となっていますか?
  • ストレスコントロール力・・・ストレスを上手にコントロールできるとメンタルが強くなります。

民間学童すまいる

食育について

すまいるでは、食育にも力を入れています。「食べる」事の大切さを体感して欲しいとの思いから、おやつの担当 山浦さんが手作りおやつを提供してくれています。山浦さんが作るおやつは、季節の野菜(サツマイモ、ジャガイモ、カボチャなど)自然のものを使っています。働いているお母さん達に代わって、山浦さんが作ってくれるおやつは、子ども達のこころと身体を温めてくれています。

すまいるにおける食育活動として、少しご紹介します。以下の行事以外にもたくさんの行事を行いながら、食育活動を行っています。

おにぎり🍙大会

時間内に自分のオリジナル🍙を作り、自慢大会を実施しています。自分の「食」は、自分で作れる事を目指しています。また、毎日料理を作ってくれる親に感謝を確認できる時間でもあります。

ランチ会

子ども達でメニューを考えます。1年~6年の縦割り班のグループで、主菜・副菜・デザートまで考えて作る中で、チームで働く力を養っています。

夏休みの「かき氷大会」

高学年の子ども達が、かき氷大会の企画を作ります。自分達で企画して、担当を決めます。かき氷機を回すのは、ボランティアの浅野さん、子ども達は、「順番を守る」「シロップの係を決める」「司会」など全体の企画・運営を行います。この事で、将来の「プレゼンテーション能力」を高めたり、「リーダーシップ能力」を養う事ができます。

冬休みの「餅つき大会」

毎年実施しています。最近は、スマホやゲームなど、首から上の活動は活発なのですが、首から下の活動が不足しています。身体を動かす事が成長にとても大切です。一人ひとりが、杵を持ち、餅をついていきます。子ども達の運転をお願いしている朝比奈さん、綿引さん、平沢さんなどに協力して貰いながら、お飾りを作ったり、「ならせ餅」を作ったりして正月を準備する日本の伝統行事を継承しています。

おにぎり🍙大会

時間内に自分のオリジナル🍙を作り、自慢大会を実施しています。自分の「食」は、自分で作れる事を目指しています。また、毎日料理を作ってくれる親に感謝を確認できる時間でもあります。

ランチ会

子ども達でメニューを考えます。1年~6年の縦割り班のグループで、主菜・副菜・デザートまで考えて作る中で、チームで働く力を養っています。

夏休みの「かき氷大会」

高学年の子ども達が、かき氷大会の企画を作ります。自分達で企画して、担当を決めます。かき氷機を回すのは、ボランティアの浅野さん、子ども達は、「順番を守る」「シロップの係を決める」「司会」など全体の企画・運営を行います。この事で、将来の「プレゼンテーション能力」を高めたり、「リーダーシップ能力」を養う事ができます。

冬休みの「餅つき大会」

毎年実施しています。最近は、スマホやゲームなど、首から上の活動は活発なのですが、首から下の活動が不足しています。身体を動かす事が成長にとても大切です。一人ひとりが、杵を持ち、餅をついていきます。子ども達の運転をお願いしている朝比奈さん、綿引さん、平沢さんなどに協力して貰いながら、お飾りを作ったり、「ならせ餅」を作ったりして正月を準備する日本の伝統行事を継承しています。

「キャリア教育」について

キャリア教育=自分で稼げる力を持つ

いつの時代でも、親の希望は、わが子に「社会的に高い地位について欲しい」とか「お金持ちになって欲しい」とかだと推測します。自分で一生食べていける事が大事な事です。
最近は、わが子は、働いているのに、親が仕送りをし続けている。という話も普通の事の様に聞くようになってきています。下の図は、マズローの5段階欲求という図です。人間の基本的欲求を表している図です。

一番下の「生理的欲求」が満たされる事が幸福感に繋がると言われています。
子ども達が自己実現まで昇っていくための支援を我々はしたいと思っています。

  • 「生理的欲求」=衣食住
  • 「安全欲求」=信頼できる大人が近くにいる事
  • 「社会的欲求」=仲間がいる事
  • 「承認欲求」=周りから、褒めて、認めてもらえる事

以上のことが段階的に満たされていく事で、自己実現まで昇れます。我々は微力でもこの様な子どもの自己実現へ向かって支援を日々続けています。

民間学童たんぽぽ

「社会のマナーやルールを身につける体験」について

社会のマナーやルールを身に着けることにも力を入れています。「マナーやルール」を守る事が身につく様に体験会を行っています。現代社会は、「他者」と交わらなくても生きていける時代になりました。ですから、他者に無関心な若者が増えています。ひとりで遊べるゲーム、誰とも話さずに買えるコンビニやスーパー、ボタンひとつで生活が豊かになるスマートハウス等、便利になればなるほど、子どもの生活の中で、自然に身につく事ができなくなってきました。教育が必要になってきています。

保護者の方は、忙しく毎日を過ごしておられる為に、車での移動がほとんどではないでしょうか?車移動すると便利です。しかし、実は落とし穴もあります。電車に乗る方法を学べなかったりします。車が空を飛ぶ時代が目の前に来ていますが、電車に乗る時に、切符を買う事ができて、それを使って電車に乗り、他の乗客に迷惑をかけない(大きな声を電車内で出さないとか、はしゃがないとか)他者への配慮が必要となってきます。しかし、その事を誰からも教えて貰わないで成長していくとどうでしょうか?子ども達が不安ですよね・・我々は子ども達が体験を通して、社会のマナーやルールを身に着けることをサポートしています。

私の娘が、横浜で一人暮らしを始めた時に、電話で聞かれたことがあります。電気料金の振り込み用紙が送られてきたのだけど、「払わなければならないの?」でした。自分は、娘にこんな基本的なことも教えてきてなかったんだ~と反省しました。我々大人が、当然と思っていることが意外と若い人に伝わっていないことがあるのです。皆さんのお子さんには、できるだけ、当たり前を経験できるようなことを提供していけたらと思っています。

人間力=「経験値」+「知識」です

「からだを使って遊ぶ」とは?

この荒井先生の資料でもお分かりの様に、子ども達が危ない!時代がそこまで来ています。できるだけ外遊びを充実させるため、外に出掛けます。散策したり、畑を耕してみたり、できるだけ身体を動かすことを意識しながら、保育していきます。たんぽぽは、そういう意味で、周りが自然に囲まれており、隣に畑もある素晴らしい環境が整っています。