子どもの話を聴くとは??
子どもの話を上手に聴くために必要なことをお話したいと思います。まず、形から入りましょう。姿勢です・・・子どもの目線までしゃがみましょう。お口はミッフィーちゃん。自分の身体は子どもの正面に来るようにします。聴く体制が整いました。話してOKですよ。という空気が子どもへ流れます。お口はミッフィーのままです。これが、ポイントです。大人は、あるいは親は、子どもの将来を想定しながら、今できないと困るよね。という目線で、今、しつけをしようとか間違いを訂正しようとか思って注意します。これが、間違いです。大人はすぐに解決しようと動きます。しかし、子どもは「答えはいらない」のです。ただ、聴いて欲しいだけ・・・
こんなことがありました。お友達とケンカになりA君はB君ををたたいてしまいました。学童の支援員にB君は言いつけましたので、支援員は、「A君、どんな理由があっても叩くのはA君が悪いよね。謝ろうね」と、でもA君は謝ろうとしません。そこで、支援員は、その場で、すぐに謝らせようとしたそうですが、A君は「僕は謝らないよ!」と言って、謝らないので、「A君、叩くことは悪いことでしょう」「悪いことをしたら、謝らなければダメでしょう」と何とかして、その場ですぐに「ごめんなさい」を言わそうとしました。皆さんもこんな場面ありませんか?大人は、子どもが謝る言葉を聞くと解決した。と誤解しますが、解決はしていません。
A君の気持ち(感情)がおさまっていないからです。
この方法は、よかったのでしょうか・・・実は、あまり良い対応ではありません。なぜなら、A君も自分が叩いた事が悪い事だと知っています。謝ろうと思っています。ここがポイントです。大人は、子どもが叩く事を悪いと思わないんだと誤解するのです。子どもはわかっています。謝らなければともわかっています。ただ、子どもの心が落ち着くまでは少し時間が必要なのです。
回答の1例です。・・・「今は謝りたくないんだね~。わかったよ。後で謝れたら良いね。B君も悪いところがあったかも知れないよね、B君・・」これは、子どもの気持ちに共感していますよね。親子であっても、聴く=相手の感情に共感することが大事なのです。このために必要なのが、「答えを言わない」なんです。答えを言わないことは、ビジネスの場面でも夫婦の会話でも子どもとの話でも、大事なコミュニケーションスキルのひとつなのです。
現代社会は、スマホが友達で、コミュニケーション能力を高める経験ができにくくなっています。色々な事が、自己完結できるからです。学童保育の重要性はここにあります。人間の中で育つことはとても大切な経験だからです。
日々の生活の中で、子どもたちの「社会人基礎力」の獲得をめざしています
01
前に踏み出す力
(アクション)
- 主体性
- 働きかけ力
- 実行力
02
考え抜く力
(シンキング)
- 課題発見力
- 計画力
- 創造力
03
チームで働く力
(チームワーク)
- 発信力
- 傾聴力
- 柔軟性
- 状況把握力
- 規律性
- ストレスコントロール力
送迎付き保育
- 下校時に各学校へ、車でお迎えに無料で行きます。
(大原小・友部小・友部二小・北川根小・宍戸小) - 習い事の送りを、友部市内は無料で行きます。
水戸市(旧内原)・旧笠間地区への送りは、別途ご相談ください。
プログラミング教育
- 毎月1回土曜日に専門の講師を招き、ゲーム感覚で楽しく学べます。プログラミング教育の目的は、すまいる・たんぽぽが目指す3つの社会人基礎力の醸成に繋がります。
- 予約制です。すまいる・たんぽぽに登録している方のみ参加可能で、無料です。ただし、その日の保育料は規定通りにお支払いをお願い致します。
農作業で自然と触れ合える
- 「たんぽぽ」の隣の畑で季節の野菜を、中宮ファームの畑でサツマイモとジャガイモ、玉ねぎを収穫しています。